私にしっくりくるパートナーを選ぶには

自分の一番の理解者は自分

「結婚相談所に入会したら、自分に合う人を紹介してほしい」という希望をわりとよく聞きます。じつは現在、多くの結婚相談所では検索システムがかなり発達してきていて、自分で検索画面から希望条件を入力し、写真やプロフィールを見ながら会いたい方を選んで申し込むのがスタンダードとなってきています。

それでもあえてカウンセラーからの紹介を望むのは、恋愛経験に自信がなくプロの意見に従いたい、もうこれ以上婚活に関して小さなことでも傷つきたくない、自分で選んでいい人と出会える気がしない、といったようなお気持ちからでしょうか。あとは、いますぐ結婚できる相性ぴったりの人を目の前にぽんと出してくれないかな、というあわよくばのような妄想をしてしまう心境も、ちょっとわかります。

ですがせっかく婚活をするのですし、自分の「しっくりくる」という感覚を他人に任せずに、感覚を育てる意識をもってくださるとうれしいです。自分への理解度が高まると、その先の人生もとても生きやすくなると思います。

試着は気軽にしてもいい

ではなぜ「自分にしっくりくる」と思える人が浮かんでこないのかといえば、シンプルに経験の差です。お付き合いした人数や経験人数ではありません。異性と顔を付き合わせて本音で話し、自分がどう感じているのか・もっと一緒に時間を過ごしたいと思うのかなどを判断するための、自分の経験値を貯められているかの差だと思っています。

例えば、たくさんのお洋服が並ぶお店に入って、店員さんに「こちら、お客様に似合うと思います!」と「ひと目見ただけで自分がまったく似合わないとわかっているワンピース」を薦められたら、袖を通すでしょうか。私だっていいなと思ったから何度も試着して、でも鏡を見るたびすごく残念な気持ちになったワンピース… あるいは試着したときは可愛い!と思ったのにそのままクローゼットに入りっぱなしのワンピース… 自分の経験から、これはぜっったいに失敗するとわかっているワンピースを、他人に似合うと思うのでと言われたところで、あえてもう一度着てみる人は少ないと思うのです。

それはきっと、お洋服は毎日選び、着て、鏡でチェックするものだから。どんな人でも十分に、「自分にしっくりくる」の経験値が貯まっているからだと思うのです。

お客さんの婚活を並走するときも、開始からしばらくは「試着期間」のような気持ちです。今日は絶対にあのワンピースを買うぞ!という心持ちではなく、新作は出ていますかね〜とお店に向かい、とても気軽に鏡の前でお洋服を顔に当てたり、気になればフィッティングして「私にはちょっと違ったわ」とお返ししても問題はないのです。そうするうちに、必ず経験値が貯まります。自分自身で、「自分にしっくりくる」の判断をつける精度が高まってくるのです。そうなれば、あとは出会う人の数を増やしても大丈夫。自分の感覚に従って、自分に合う人を自然に選べるようになるはずです。

ー 関連するサービス ー

初回のご相談では、あなたがどのようにありたいのか、どのようなあなたが自然体なのかをお話ししながら、あなたに合う人・出会うべき人を一緒に検討していきます。お店にお洋服を見にいく前に、お友達とカフェでどんなワンピースが好きなのか語り合うような気持ちでご予約ください。

<初回のご相談>
120分 8,800円(税込)

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